
僕は、これまで事あるたびに、お散歩にでかけようという提案をしてきているのですが、そのお散歩というのは、こういうことだったのね。ゆっくりと、いろいろ脇目をふりながら、子どもたちが一緒の時は、彼らの時間の流れに沿って、まぁ半日ぐらいは移動を続けていく、というようなやつ。
時間はこっちにあるのだという自覚さえあれば、長い時間をかけて移動していくのは、相当小さい人でもそんなに難しくない。だって、小さい人って、ほっておけば1日中遊んでいるわけでしょう? そのペースで行くと、すぐに1日なんて終わってしまう。あ、言っておきますが、大切なのは、「時間」です。移動の「距離」ではありません、念のため。
やりとげるだけでなく、やりきる楽しみを、彼らと共有するのに、長いお散歩は有効です。小さい頃からやっていると、小学生になったときに、「入学記念おばあちゃんの家まで大散歩」なんていうのも楽しめるようになります。ちなみに、僕の家は仙台向山で、実家は岩沼です。
僕は、水泳なんかでも、つい1時間とか泳ぐっていうの好きなんだよなぁ。ゆっくりやると、こういう作業は、肉体の作業ではなく、頭脳の作業なのだということがわかってきて、やめられなくなるんですけどね。