一家揃っても、子どもたちとも、子どもとそのお友達とも、それにもちろん一人でも。いついっても、誰といっても、ほのぼのとするのね、そこにいって、水の流れている音を聞くと。楽しかったのではないし、面白かったのではないし、というより、楽しいことも、面白いことも、何もしないわけ、そこでは。だから、ほのぼの。

で、そこについて、日よけをセットしたら、もうあとはしばらくぼんやりしているわけ。すると、少し暑くなってくるので、子どもたちと一緒に、石を積んで、ちょっとした水たまりを作って、肩までひたるのね。気持ちが良かったら、そのままぶくぶくと頭まで沈んでしまって、水の流れに、しばらく流されてみるのもよい。もちろんこれは、普段のままの着衣にて行う、というのが正しい姿勢というものでありましょう。その時、水中眼鏡をかけていると、なんだかすごい世界をかいま見ることもできたりするけど、そんなことはしなくても、十分に満ちたりた気持ちにはなれます。あと、岸の岩の上から、できるだけ水しぶきをあげて、その水たまりにジャンプするってのも好きだな、僕は。
何もしなくても、そこにいるとニコニコしてしまう所、僕んちには、今年の夏、一カ所、できたという報告。